スイスの骨専門家から骨と組織再生における世界のエキスパートへ

全ての始まり: 骨や皮膚から天然の接着剤を製造

Geistlichの歴史全体を通じて、常にテーマであり続けているのが骨と組織です。1851年創業の家族経営の会社は、骨や皮膚を接着剤に加工していました。最初はチューリッヒで、1873年からはシュリーレンで、1899年からはウオルフーゼンでも操業を開始しました。これら原材料が次の時代のGeistlich製品のベースになったのです。Geistlichグループの全事業部は骨や組織の加工から発展したもので、160年以上をかけて蓄積した専門技術が根幹になっているのです。

1940年代に骨に関する専門技術で医薬分野に進出

骨や皮膚を原料とした天然の接着剤や肥料の製造を通じて、Geistlichは骨や組織のエキスパートへと成長しました。第二次世界大戦中には、骨萎縮に有効な製品で医薬品市場への参入を果たしたのです。

1950年代以降は、英国(Geistlich Sons Ltd)とドイツ(GEWO)に初の現地法人を設立し、製品の種類もコンスタントに拡大しました。2002年までGeistlichが製造していたゼラチンに加え、1980年代末までは化粧品も製造し、現在も医薬品(Kelosoft®, Taurolin®, Vita-Gerin Geistlich®など)やメディカル製品(TauroSept®など)を製造しています。

“1851年以来、同社は独自の強みで持続可能で独立した成功に注力してきました。 そうすることにより、長期的視点で考える自由を得ることができます。”
Paul Note, CEO Geistlich Pharma

再生医療用バイオ材料 – 新しい時代の始まり

1980年代、Geistlich Pharmaの取締役代表であったDr. Peter Geistlichは組織再生療法用バイオ材料への投資を決定し、骨とコラーゲンを原料として人体の骨再生や組織再生のための医療製品を開発すると決断しました。Prof. Dr. Philip J. Boyne (ロマ・リンダ大学 / カリフォルニア)を中心とした世界各地の研究者と協力し、Dr. Peter Geistlichは骨再生のパイオニアとなり、骨補填材ガイストリッヒ バイオオスを開発したのです。同じく1980年代には整形外科向け骨補填材も発売しました。1990年代には、歯科用のコラーゲンメンブレンガイストリッヒ バイオガイドや軟骨再生用のコラーゲンマトリックスを発売しています。

パイオニアから世界をリードする再生医療エキスパートへ

Geistlichが再生医療用バイオ材料市場に参入した1980年代、この市場はまだ、未開拓の領域でした。Geistlichはパイオニアの役割を果たすと同時に、市場形成に決定的な影響を与えたのです。現在、Geistlichは科学的根拠に基づく再生医療に注力すると同時に、骨や軟骨に関する専門技術をその他の応用領域にも拡大しています。歯科の再生療法製品(Geistlich Biomaterials)では Geistlichは何十年もグローバルリーダーとして活躍し、その成長を地理的にも拡大しています。1996年には、医薬品中心のドイツ現地法人GEWOに加えて、歯科の再生療法を中心とするGeistlich Biomaterials Germanyを設立しました。その後、イタリア (2003年)、 中国とフランス (どちらも2008年)、ブラジル (2010年)、韓国(2011年)、USA (2012年)、オーストラリア(2014年)、インド(2016年)にも現地法人を設立しました。

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Dr. Mirjam Kessler
Director Corporate Communications